スクリューコンプレッサーの更新作業のお仕事をいただきました。

 

 

今回は既設のコンプレッサーの入替でした。

 

スクリューコンプレッサーの更新をすることのメリットですが、

（10年前の機種からの更新と仮定すると）

①省エネ

②空気の吐出量が増える（同じサイズでも）

③夏場の熱異常による停止のリスクが下がる

 

この3つが挙げられます。

 

①、②は分かりやすいのですが

スクリューコンプレッサーやスクロールコンプレッサーは

気温が高いと製品の保護のために非常停止をするように設定されています。

 

これが頻発すると機械が非常停止をおこし生産が途中で止まったり、

不具合の原因につながることもあります。

 

年式が新しくなるにつれ温度異常（吐出温度の異常）に対して各メーカーとも

対策がされている機種になっているためトラブルが減っていっている傾向があります。

 

コンプレッサーは夏場に故障することが多いので、

この時期に年次の点検、更新の検討をお勧めしております。

 

 

最後に熱異常でコンプレッサーが止まらないためのお客様で出来る予防対策ですが、

・風通しを良くする(ダクト工事、扇風機等)

・定期的に、ダストフィルターの清掃を行う

・オイル量の点検・補充など

 

このあたりが有効な対策になります。